町に溶けみながらワーケーションができる、千葉県香取市。
「&」と「+」というこれまでにないイメージのワーケーションスタイルに興味をもち、2泊3日のワーケーション体験をしてきました。
【土曜日】1年に一度のイベントを観覧
ワーケーション体験に参加したこの土曜日は、1年に一度の『さわら雛めぐり』の日。
歴史的な町並みの中心を流れる小野川を、お雛様とお大理様の一行が舟に乗って川遊びをするんですよ。
この『さわら雛めぐり』を見ることも今回のワーケーションの目的の一つだったので、その時間に合わせて少し早めに出発。
都心からでも高速道路利用で90分ほどで到着できるから、ワーケーション初日からたっぷり遊べるし、移動の負担も少なくていいですね。
この日は、町全体がお祭りのような状態で、『さわら雛めぐり』だけでなく楽しむことができました。
ホステルコエドにチェックイン
雛めぐりで賑う町を満喫し、夕方には宿泊先となる「ホステルコエド」にチェックインしました。
ホステルコエドは共有のワークスペースが完備されたゲストハウス。
ワーケーション中、特に宿泊先でのワークとバケーションの切り替えは大切だと思うのですが、ホステルコエドは、別の場所にワークスペースがあるので切り替えがとってもスムーズでしたね。
ワークスペースは、PCだけでなく他の書類を広げても十分な広さ。
これだけのスペースがあったら、ずっとここでお仕事したくなっちゃいます。
【日曜日】「+」を楽しむ
わたしのWorkには、「香取の歴史」をプラス。
宿泊しているホステルコエドでは、レンタル自転車を借りることができるので、まずはレンタル自転車で香取神宮までサイクリング。
緑の中の境内は、都心の喧騒を忘れさえてくれる静かさ。遠くまで行かなくても、心身ともにリフレッシュできる場所があるって素敵ですよね。
香取神宮は、桜の季節や紫陽花の季節も花が咲き誇ってとても素敵なんだとか。その時期にまたワーケーションで訪れようかな。
佐原の町をのんびりサイクリングしながら感じられるのは、春の風。こんなにゆったりとした時間を過ごせるなんて、なんて贅沢なんでしょう!
香取神宮から佐原の歴史的な町並みまではおよそ30分弱のサイクリング。日頃運動不足のわたしには、ちょうど良い時間です。
歴史的な町並みの中では、佐原の歴史を物語る上で欠かすことのできない小野川を舟めぐり。
船頭さんのお話がすごくお上手で、歴史のことや柳の秘密などたくさん教えていただきました。この川とともに佐原の町があり続けていること、町の人たちがこの川を大事にしていることが感じられる舟めぐりでした。
リノベーションされたレストランでランチ
佐原にはかつての商家や蔵をリノベーションしたお店がたくさんあります。
建物って、使わなければどんどん傷んでしまいますよね。今の時代にあった形に建て直すこともできるけど、それをせずにリノベーションして日常に溶け込むように活用されているので、町を歩いていると自然と肩の力が抜けていくのを感じました。
堅苦しさがないのも、香取のワーケーションの魅力かも。
この日は、建物の特別公開も行われていたんですよ。
日頃、生活に使われている建物の内部を説明を受けながら見学することができて、なんだかとっても得した気分。
お話を伺いながら、「日常の生活があるから、生きてる町並みなんだなぁ」と実感することができました。こうやって、町の人たちと触れ合うことで町に溶け込むことができていくのかもしれませんね。
【月曜日】「&」を楽しむ
帰京する今日は早起きしてお仕事。窓辺に面したワークスペースで、心地よい朝の日差しを感じられる中でお仕事をすることができました。
自宅にいて、こんなに早い時間からお仕事することあるかなぁと思うけど、ここではそれも可能にしてくれる環境がここにはあったんですね。
こんなお仕事の仕方あったんだなぁとしみじみ感じられ、いつも以上にお仕事もはかどった感じがしましたよ。
チェックアウトの後は、商店街のビルをリノベーションしたお店でランチ&ワーク。
ランチに使用されているのは、香取市やその周辺の食材なんだとか。
香取市およびその周辺は、千葉県の中でもたくさんの農作物がとれるところですが、江戸時代は水運を利用して周辺の豊かな食材が集まってくる場所だったんですって。
思いがけず、ここでも今回のわたしの「+」である『香取の歴史』を楽しむことができました。
ランチの後は、そのまま店内でWork。
穏やかな時間が流れる場所で、いつもと違う刺激を受けながらお仕事することができました。
夕方までお仕事しても、暗くなる前に自宅につけるこの距離感。
ちば香取のワーケーションは、程よい距離でありながら、リフレッシュもできるし、地元の人との触れ合いも楽しめる最高のワーケーションでした。
ふらっといけるちば香取のワーケーション。町に溶け込みながらワーケーションすることで、いつか「おかえり」といってもらえる日が来るのかも。
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